エッジの効いた造形美は戦闘機を思わせる、クロガネが製作した珠玉のパンショベル

65年式のパンヘッドの腰下にショベルヘッドの腰上をドッキングした通称「パンショベル」と呼べれるエンジンを、ウィッシュボーンタイプのリジッドフレームに搭載した一台。70年代頃に型落ちであったパンヘッドと最新のショベルヘッドを合体させた、いわば当時のチューニングエンジンなのである。

 

当時のリアルなチョッパーらしいディティール

足まわりは少々エクステンドされた41パイのグライドフォークにフロント21インチ、リア16インチのセットアップで、ブレーキは前後共にメカニカルドラム。もちろん、オープンプライマリー化され、キックオンリーである。また、コントロールまわりは本来あるステップボードを取り払いペグにしがらも、そのままの配置でキープ。当時のリアルなチョッパーらしいディティールを生み出している。

 

注目ポイントはワンオフの外装パーツ群

このマシンの一番の注目ポイントは、驚くことに鉄で叩き出して製作されたヘッドライトカバー、ガソリンタンク、シートカウルといったワンオフの外装パーツ群だ。その荒々しくも美しい造形美は、まるで旧い戦闘機のようなオーラすら感じる、無骨で勇ましいスタイルを作り出しtている。クローム処理されたフレームと鉄のコントラストが生み出す鈍く鋭い輝きが、実に独特で奥深い印象を与えてくれる。

 

独創的かつ絶妙で美しくバランスのとれた一台

パンショベルが弾き出す図太くも乾いたエキゾーストノートと乾式クラッチの音色が、きっとここまでマッチングするマシンもそうは多くないだろう。独創的かつ絶妙で美しくバランスのとれたこの一台は、日本の誇れるカスタムハーレーと言ってもいいのではないだろうか。

 

KUROGANE MOTORCYCLE

千葉県木更津市中里2-13-9

TEL:090-7818-8341

ameblo.jp/kurogane0721

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